1月28日。メキシコ5日目!
潜水艦遺跡の水中記録作業のためのデータ収集は昨日終わったので今日からは別の岬の先にある大型の蒸気船遺跡と、入り江にある中型の蒸気船遺跡の水中記録作業を開始しました。
大型の蒸気船遺跡は岩礁のすぐ先にあり、流れがむちゃくちゃ!でも水深は18m程とあまり深い方ではないので、流れの悪い場所のわりには安全に作業することが出来ました。
沈没船の蒸気機関の残骸から判断すると、この沈没船はゆうに100mをこえそうな大きさなので、船全体の記録作業は断念(この大きさと水の透明度(4~5m程)を考えると、最低2週間は必要)。蒸気機関のボイラーと、2つの錨を中心に記録作業を行いました。
その後、水深8m程の浅い入り江にある別の蒸気船の水中遺跡に移動。
そこで嬉しいハプニングがありました。
水中でフォトグラメトリー用の写真撮影を行っていると、蒸気機関の残骸の陰からこちらを覗いている生き物を発見。
アシカだーーーーー!!!
しかも3匹。かわいい!!!
その後、10分ほど作業中断してアシカと戯れる。
そして作業再開!でもアシカはおかまいなしでじゃれてくる。
邪魔!!!!でもかわいい!!!!!
ちゃんと仕事はしました。
水中考古学をはじめてから10ヵ国以上で、30以上の水中遺跡で働いてきたけど、アシカにつきまとわれながら仕事するなんてはじめてでした。
し・あ・わ・せ!