ドリア沈没船遺跡訪問。

今日の午後は発掘チームと別れ、発掘に協力してくれているダイビングセンターの案内でドリア沈没船の水中遺跡を訪れました。

クロアチアや他の発掘でも、このように発掘チームのディレクターの命を受け個人行動をすることがしばしば。要はディレクターとしてはしっかりとしたデータが欲しいので、そのためには私を自由に動かし、最大限に効率よく働いてもらいたいとのこと。とある映画の中のイギリスの諜報機関の特殊免許を持ったスパイ並みの自由さです。

ダイビングセンターの屈強な2人の男に囲まれて沈没船の遺跡地点に向かいます。

左側が私。ドリア沈没船は水深33m地点に沈んでいます。

ドリア沈没船のドリアとは、古代ローマの時代に陶器や貴重品を運ぶ時のコンテナとして使われていた大きな壺です。ドリア沈没船の遺跡にはいくつもの巨大なドリアの壺が転がっています。

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実際にどの位この壺が大きいかというと、、、

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写っているのが私です。ちなみに私は身長が179cmあります。壺の巨大さがわかるでしょうか?

明日からこの水中遺跡の3次元測量を開始します。今日はそのための下見でした。

ちなみに今日は昨日ほど疲れていません!はやくも圧縮空気に慣れました。明日も頑張ります。

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