2018年、夏の前半戦終了。

5月1日から続いた海外出張の前半戦が終了しました。

これから一時日本に戻り日本でのプロジェクトをしっかりこなしてから、来月またヨーロッパに帰ってきます。

今年はアメリカの研究出張中で年を明けて、1月末にメキシコでのプロジェクトに参加。

2月末に日本に帰ってきたものの、3月から4月半ばまでの依頼をもらっていたフィリピンの国立博物館からの仕事が出発前日になって、予算が確保できなかったとの連絡を受け頓挫。

思い掛けず2ヶ月の時間が空いたので水中考古学の紹介ウェブサイト設立。ブログを本格的に開始。

そして5月1日からヨーロッパ出張に来ました。

5月の前半はスペインで古代ローマ時代の沈没船の発掘を行いました。数年前からの友人であるハヴィとキケとずっと話していたように彼らの母国のスペインで3人一緒に仕事が出来、さらに新しい友人もできて、とても充実した3週間を過ごせました。

.

.

その後はミーティングのためにデンマークへ10日間。

クロアチアの兄弟マトコの仕事場の見学もできて大満足。ミーティングもうまくいき新しいプロジェクトも今年中に形になりそうです。

.

.

その後はイタリアのローマで研究をしているピーターのを4日間訪問。彼とも来年以降のプロジェクトの様々な話し合いができました。

.

.

そしてその後はブルガリアで9日間フィールドスクールの講師の仕事をしました。

初めての黒海での仕事。考古学者を志す若い生徒たちのキラキラした眼差しに初心を思い出しながら楽しい時間を過ごせました。

.

.

そして6月9日から約1ヶ月間は第3の故郷であるクロアチアでの仕事。

最初の一週間はツァブタッドで2隻の古代ローマ時代の沈没船の水中発掘調査。

次の一週間はドヴゥロブニクで3次元測量のワークショップの講師を務め、

その後は1週間ジリエで古代ギリシャ時代の沈没船の水中発掘調査。

.

.

そして最後の一週間は国立公園のコーナッティ諸島で中世の居住地の遺跡を調査しました。

.

.

2ヶ月半で5カ国、6隻の沈没船の調査、2箇所の居住地の遺跡調査を行いました。

これらは仕事として行ったものですが。その全ての経験が私自身を学者として成長させてくれる貴重な経験になっています。

これらの経験をくれた友人たちに感謝!

なによりも何人もの新しい水中考古学をしている友人に出会うことができました。

とりあえず前半戦、めっちゃ楽しかったです。

来月からの後半戦はもっと忙しくなりそう(予定通りいけば8カ国)。今から楽しみです。

とりあえず次の1ヶ月間、日本での仕事を全力で頑張ります。

チャタロウ(実家の愛犬)もうすぐ帰るからね〜。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Hi-Story of the Seven Seasをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む