朝の風景。

本格的に水中作業が始まって忙しくしています。今回のシーズンはダイバーが現段階で25人名(考古学者や保存処理技術者含む)と今までで最大のチーム。このフォーニ島でのプロジェクトはギリシャで行われている水中考古学のプロジェクトでも最も規模が大きく、多くの専門家がギリシャとアメリカから集まり、3週間かけて行われます。

毎朝それぞれのメンバーにチームとその日の役割が割り振りられて、島中に散らばって行きます。こちらが朝の車からの風景。プロジェクトの本部がある町から船が停泊している小さな集落に向かう途中の車からの景色です。

何度見ての美しい朝の海と景色。

そしてこちらが53隻ある沈没船の一つが沈んでる場所。

濃い青の海と透き通る青の空に囲まれ、白の岸壁の目の前で2000年前の沈没船遺跡へと潜って行きます。この場所は2千年前も同じ様な風景をしていたのでしょう。そんな場所で水中考古学が出来る幸せ。私も数多くの水中考古学プロジェクトに関わらせてもらっていますが、このフォーニ島のプロジェクトは特別なものがあります。

まだまだ始まったばかり。今年はどんな沈没船と出会えるのか楽しみです。

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