今回は私がギリシャで出会った素晴らしきアイスコーヒーを紹介します。
このギリシャで考案されたアイスコーヒーの名前は「フラペ」。私たちが普段スターバックスなどで目にするフラペチーノとは違った飲み方です。
一見すると泡が立ったアイスコーヒー。上には上手く注いだビールの様な泡の層があります。そして下のコーヒーの中にも細かい泡が混ざり合いなんとも滑らかな口触りとなっています。
このフラペは第二次大戦後のギリシャで工業化が進んだ時期に、外で働く労働者の飲むアイスコーヒーに建設現場などの埃が飛んできてもコップの下部のコーヒーに埃が混ざらない様、上部に泡の膜が出来るようにと発明されました。
作り方は簡単で、ネスカフェなどのインスタントコーヒーをカクテルを作るシェイカーでシェイクし、泡立てます。それをグラスにすすぐだけ。チェーン店などではミキサーなどで泡だけていることもありますが、やはりしっかりとシェイカーで泡だてているフラペは下部のコーヒーにもきめ細かい泡が混ざりなんとも言えない美味しさになっています。好みに合わせて砂糖やミルクを混ぜてシェイクします。
私は去年のギリシャでのプロジェクトで始めてこのフラペに出会い、その美味しさに衝撃を受けました。そして毎日フラペを飲んでいました。ギリシャ発祥のフラペですがブルガリアやイタリアなどのヨーロッパ諸国で見ることができます。
こちらはイタリアはローマの有名カフェで見つけたフラペマシーン。ノーコメントです。
もちろん今年も毎日飲んでます。ギリシャのアイスコーヒー「フラペ」、最高です!
ギリシャ国内のカフェでしたら確実にメニューに入っています。ギリシャ旅行の際にはお試しあれ!お勧めです!