3週間弱の日本滞在が終了しました。今回は帰国の2日後から福岡出張へ、博多では九州大学の主催で「沈没船の物語」という題材で船の考古学の一般講演をさせていただきました。その後は4日間のフォトグラメトリーのワークショップを九州大学でさせてもらいました。
その後は1日だけ鳥取の家に帰り、翌日から東京出張。東京では東京海洋大学で集中講義をさせていただきました。内容はこちらも船の考古学(船舶考古学)でした。今回は古代エジプト、古代フェニキア、古代ギリシャ、古代の戦艦、古代ローマ、ビザンティン帝国、ヴァイキングに分けて古代と中世の西洋船の造船技術についての講義を行いました。授業そのものは楽しかったのですが、講義の準備がなかなか大変でした。
その後の週末は昨年の夏に行った勝浦での19世紀アメリカ蒸気船ハーマン号の水中調査プロジェクトの調査報告書のための会議が東京で行われ、久しぶりに井上たかひこさんをはじめ夏のプロジェクトでお世話になった先輩研究者の方々とお会いしました。
ハーマン号の会議では九州大学の菅先生も一緒でした。今回の日本滞在で先生とは滞在期間の1/3も一緒させてもらいました。
忙しい中でも今回の東京滞在では中学高校を過ごした市川市本八幡に帰ることができたので、中学や高校時代の友人と会うことができ楽しい時間を過ごすことができました。
これからアメリカで10日間ほど滞在し、日本に帰る前に行っていた研究を続けます。その後はヨーロッパに渡り仕事を頑張ってきます。
3月からは2019年のシーズン前半戦が本格的に始まります。次の日本一時帰国は7月。4ヶ月半の海外出張頑張ってきます。