フィールドスクールの3日目です。今日からダイビングが始まりました。
まず朝は東京海洋大学の岩淵教授が水中考古学概論として、水中考古学の定義と日本やアジア地域の水中文化遺産についての講義を行ってくれました。
その後はいよいよ地元のダイビングセンターに移動して、マヨルカ島ではじめてのダイビングです。久し振りに潜る方もいるので、まずはポートクリストの近くの入り江で確認のためのチェックアップダイビングを行いました。
その後はポートクリスト湾に移動して、沈没船遺跡の近くでエンジンポンプを利用した水中掃除機のような発掘のための機材の使い方を水中で練習しました。私は機材の実演指導の為にずっと潜っていたのでこの時の写真はありませんが皆さん一瞬でコツを掴んだようで上手に水中ポンプを扱って海底を掘ることが出来ました。スペイン人スタッフも遅くまで発掘のための準備を行ってくれています。
いよいよ水中発掘が始まります!