数日前にマヨルカ島での水中考古学フィールドスクールが無事に終わり、今では私にとっての日常が戻って来ました。
日本人の皆さんの協力のおかげで去年まで発掘した部分は完全に露出したので今は新たに船首付近まで水中発掘の範囲を広げています。
私は後10日間スペインで今シーズンのポートクリストでのプロジェクトの最後まで働いて、その後にクロアチアでの仕事に向かう予定です。
今もIBAEMのチームメイトと楽しく毎日を過ごしていますが、流石に11人のフィールドスクールで出会った日本人の皆さんが帰ってしまったのは寂しく感じています。また私だけではなくスペイン人の友人達もとても寂しがっています。寂しがっている彼らを見て、改めて素晴らしい時間を共有できたのだなと実感しました。
とにかく今シーズンのプロジェクト終了まであとたったの10日間しかありません。3台の水中掃除機をフル稼働させて、それぞれがシフトをずらしながら、毎日水中で4時間ずつ作業をしています。明日も頑張っていきます。