テキサスの友人達との再会inマルタ共和国

今日は嬉しいことがありました。学生時代の先生や友人たちとの再会です。面白いのが、私たちはそれぞれが全く別の目的でマルタ共和国に来ており、偶然同時期にこの国に居合わせたのです。

こちらは私の大学時代の担当教授の一人でもあったケビン・クリスマン教授。クリスマン教授には学生時代からたくさんお世話になり、彼のクラスは3つも取りました。その他にも彼が指揮する発掘に2015年と2016年に2度参加したりと、とてもお世話になった先生です。

上の写真は私が博士課程の最終試験に合格した時に撮影した写真。私の向かって左にいるのがクリスマン教授。今回は教授の娘さんがマルタ大学に留学しており、夏休みに奥さんとマルタ共和国を訪れていて、前々から一緒に食事をする約束をしていました。ちなみに「おまけコーナー」のテキサスBBQに登場してもらっている教授が彼です。

一昨日撮ったこの写真の私の後ろにいるのがデイヴ。大学院時代の同級生です。元アメリカ海軍の原子力潜水艦の艦長をしていた超エリートアメリカ人。退役した後にずっと興味を持っていた水中考古学を学ぶために大学院に入学しました。とても気さくで誰もから好かれているデイヴ。生徒たちの中ではやはり最年長でしたが、映画「マイ・インターン」のロバート・デニーロのようにみんなから信頼され、みんなが色々な悩みを相談するのが彼でした。

デイヴとは2012年のクロアチアで一緒に働き、それからたくさんの時間を一緒に過ごしました。

今回彼はこの後に彼が指揮するアルバニアで行われるINA (Institute of Nautical Archaeology) の調査の準備を行うためにマルタ共和国にきています。

そしてもう一人の女性がステフ(ステファニー)。彼女と彼女の彼氏(同じく水中考古学専攻)とは学生時代に良くみんなで映画や飲みに行っていた仲の良い友人で、2015年と2016年のアメリカでの水中発掘プロジェクトでも一緒に働きました。(蒸気船の墓場プロジェクト)

彼女は今年からマルタ共和国をベース基地としているRPMの調査船の搭乗員として働いています。

ちなみにこの船は私が2017年にギリシャで働いていた時に搭乗していたのと同じ調査船です。(ギリシャ2017)

今回、私は彼らとは別にマルタ大学での特別講師の依頼のためにきています。

なので大学院時代を一緒に過ごしていた4人がたまたま同時期にアメリカから遠く離れたマルタ共和国で再会するのはとても不思議なことでした。今晩はお酒を飲みながら思い出話で盛り上がりました。

去年の10月にマルタ共和国を訪れた時も私の直後に特別講師の依頼を受けてテキサス農工大学の先輩であるアレキサス博士が来ていました。水中考古学の世界ではテキサス農工大学を卒業して世界各国で活躍している友人たちも多く、世界の至る所で思いがけない再会をすることも多くなってきました。友人達とこのように別の国で再会できるのはとても嬉しいことです。思わずマルタ共和国にいるのを忘れて、テキサスでの大学院時代を思い出した楽しい時間を過ごせました。

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