コルチュラ島での3次元測量ワークショップが無事に終わりました。今回のワークショップは水中での実技を含みました。実際に沈没船遺跡に潜りながらどの様にデータとして使う写真を撮るかを学び、練習します。
最初の3日間でしっかりとデータを取り、残りの2日間で、作成した沈没船の3Dモデルに寸法データと座標データを与え、そこからさらに考古学に必要な情報をどの様に作り出していきます。そして今回のワークショップの参加者は既にスペシャリストとして3次元測量を各国の水中考古学プロジェクトで使用しているスペシャリスト達だけでした。
今回行ったワークショップは私にとっても試験的で、つまり私がいつもプロジェクトで行なっている考古学用の3次元測量をどの様に行なっているかを他のスペシャリスト達と共有するためのものでした。皆さんにとても喜んでもらえました。大成功でした。
月曜日から今回の金曜日までの5日間がワークショップで、土曜の朝に解散し、私達クロアチア水中考古学チーム(とは言っても構成はクロアチア人一人に、チェコ人と日本人)はクロアチア南部のコルチュラ島から北部の首都ザグレブまで移動しました。移動時間14時間!本来なら9時間程度なのですけど、、、
何故そんなに時間がかかったかは謎です。