修験者(超真面目)な身体。

学会の3日目が終わり、今日の午前に自分の発表も終わりました。

ただ完全に風邪でダウンしています。ここ3年ぐらいはかなりの確率で学会のあいだに高熱を出します。ここ最近でも、オーストラリアの学会、フランスでの学会、アメリカでの学会で風邪をひき、学会中はダウンしていました。

部活をやっていた大学生の頃は、お盆と年末の唯一の連休の時に体調を崩し、大学院生の時は何ヶ月かの発掘から帰ってきた時や期末試験の後に体調を崩していました。

大事な仕事の時には頑張ってくれている自分の身体。大仕事が終わるまで待ってくれて、それから一気に体調を崩します。まるで身体が勝手に体調を崩す時期を考えてくれているよう。

ただ最近は一年の殆どを海外出張で過ごし、発掘や講義などを行なっています。そのため常に移動しながらの気の張った生活。もちろん記録作業を一任されている発掘中や、教壇に立っている時に風邪などひいている暇はありません。

そんな環境で身体が体調を崩すのに勝手に選んだ時期が「学会中」。友人たちと再会し、久しぶりに遅くまで飲むぞーと気合いを入れると必ずと言っていいほど何かのスイッチが入り体調を崩します。仕事にだけは迷惑をかけないこの身体、そして休暇中は楽しむことを許さないこの身体、オートマティックに「超真面目」です。

結果、発掘中は疲労のため10時ごろに就寝し、学会中や久しぶりに日本に帰った時は風邪をひいて一日中寝込んでいます。

しかし今日無事にハヴィに頼まれた自分の研究の発表は終了。今朝は解熱剤を飲んで、這って学会に参加しました。その他は昨日の夜も今日の午後もベッドから一歩も動かず安静にしています。昼寝しすぎて暇。でも熱で関節が痛い。動きたくない。

幸運にも初日の夜に、各国から来た友人たちをお互い紹介しておいたので、みなさん毎日仲良く楽しんでいるようです。今日は楽しみにしていた学会の目玉、クルーズしながらの夕食。結局私は部屋で寝ています。贅沢や娯楽を絶対に許してくれない超禁欲志向のこの身体。度を超えた仕様に迷惑しています。たまにの休みぐらいは友人と羽根を伸ばしたい。でも毎度のことながら許してくれません。

24日にクロアチアに帰り、25日からまた潜水作業。後4日。それまでに治るでしょうか?

YouTubeでひたすら「美味しんぼ」を見ています。




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