コスタリカ・ガストロノミー

調査のため3週間訪れたコスタリカ。実は食事もなかなか。今回は私が食べたコスタリカの美味しいものを紹介します。

最初はコスタリカ風定食「カサド」。メインのお肉を1つ選んで、それに米、豆、サラダがついてきます。私のお気に入りのメインは豚肉を煮込んだもの(ちょっと角煮に似ています。)か、牛肉の燻製炒め。絶品です。

ちなみにコスタリカのレストランでは、どのお店でも机の上にはありませんが、ほぼ確実に手作りのチリソースを用意しています。コスタリカの手作りチリソースは辛いだけでなく、味に深みがあり最高。コスタリカのレストランで食事の際はチリソースを聞いてみてください。

次はコスタリカの魚介スープ「ロンドン」。超濃厚です。ロンドンとはコスタリカの言葉で「ごった煮」という意味。その名の通り魚介類ががっつり入っています。私も何度も食べたのですが、美味しいロンドンは臭い!美味しい豚骨ラーメンが臭いのと一緒です。

実はこのロンドン、日本のアレに味がそっくり。あれとは水少なめで作った時の日清カップヌードル・シーフード味のスープ。お馴染みのあの味の上位互換と考えていただければ、このロンドンの味が想像できると思います。

こちらは生魚をライムの果汁やトマトなどとマリネした料理「セビチェ」。主に前菜として食べられますが、中には専門店があるほどにコスタリカではよく食べられている料理です。

基本的には生魚の料理なのですが、ライム果汁の酸によって調理されています。

日本のお寿司の酢で締めた魚に味が似ているのですが、ライムやトマトなどのおかげですごく爽やか。バケツ一杯食べれます。

お店によってつかっている魚や味付けも違うので色々なお店で注文してみてください。

こちらはガッツリ系肉料理「チフリート」。トマトの見た目に騙されてはいけません。トマトの下には大量の燻製ベーコンの角切りが隠れています。その下には煮豆のスープにひたひたに浸ったお米が待ち構えています。ちょっとした雑炊。かき混ぜて口にかき込みます。美味い。でもかなりの重さ。お昼に食べたら、晩御飯は抜きで大丈夫です。おススメ!でも毎日食べるとしたらちょっときつい一品なのです。

こちらはコスタリカ風かき氷。その名も「チャーチル」。なんで元イギリス首長の名前がこの可愛らしいかき氷につけられているかは、コスタリカ人にもわからないようです。

何が日本のかき氷と違うかというと、氷が二層になっていて、その間に大量の粉ミルクが挟まれています。そして上には大量のシロップとコンデンスミルク。氷が溶け始めるとドロッドロ。濃厚極まりないかき氷なのです。美味しいけど甘い。あと粉ミルクが歯にくっつきます。道端の屋台で売られていることの多いチャーチルはコスタリカ人にとって、子供の頃を思い出す「懐かしの味」だとのこと。甘いものが好きな方は是非お試しください。

こちらは以前のブログでも紹介したコスタリカのファストフード「パティ」。さまざまな種類の具があるのですが、私のお気に入りは見た目はバナナ、味はお芋のプランテーン。砂糖で甘く味付けられたプランテーン入りのパティはスイートポテトにそっくり。

ちなみにコロンビアなどでよく食べられているエンパナーダとこのパティの違いは、エンパナーダはコーン(トウモロコシ)の生地を油で揚げており、パティはパン生地をオーブンで焼いています。

コスタリカには様々な種類のトロピカルフルーツがあり、フルーツベースのジュースやカクテルがとにかく美味しい。

その中でも私のお気に入りが「パパイヤウォーター」。単純にパパイヤと水をミキサーにかけたものなのですが、水を多めにするのがポイントです。敢えて薄めに作ることで後味がさっぱり。氷も入れて冷たくいただきます。

まとめ

日本人にはあまり馴染みのない中米の国コスタリカ。実は米やシーフード料理も豊富なとても美味しい国です。機会があれば皆さんも是非絶品のコスタリカ料理を現地でお試しください。

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