胃腸炎と静養

実は数日間、胃腸炎でダウンしていました。

人生初の胃腸炎。あんなに痛いとは知りませんでした。

原因は年末、チューク諸島のフィールドスクール開催中に「水」にあたりお腹ピーピー状態に。でも症状が酷かったのは1日目(1月1日)だけで、その後は無事にダイビングを含め全ての日程を予定通りこなしました。

ただお腹だけはゆるい状態がなかなか治らず5日に日本に帰国。そして7日の夜に急に容態が悪化。痛みと吐き気で全く動くことができなくなり、病院に運ばれました。

結果はただの「胃腸炎」。血液検査、レントゲン、CTスキャンによる検査も異常なく、取り敢えず薬も無しで大丈夫とのこと。ただ静養が必要だと言われました。

思えば12月のトルコ辺りから疲れでヘロヘロ状態になっていました。日本でも全然休めずにそのままミクロネシア連邦でのフィールドスクールへ。普段なら食あたりや水にあたっても胃腸炎になるまで悪化することはないのですが、恐らく貯まった疲れでかなり身体が弱っていたのでしょう。

1月8日から毎年楽しみにしているアメリカの学会で発表予定だったのですが、アメリカには行かず東京から米子に帰って静養する事にしました。

無理してでも学会に行きたかったのですが、うちの父親も30代半ばで大病にかかった事もありますし、病気になった方々は「健康が一番大事」と言っています。なので学会に行くのをグッと我慢して、ゆっくり静養することにしました。

9日から今日(13日)まで5日間の静養。頑張って何もせずに茶太郎ちゃんとゆっくり過ごしていました。11日ごろからお腹も回復し、今日までに全快しました。

ただ今回の事は良い教訓になりました。どれ位疲れが貯まったら休養しなければならないか、実際にダウンした事でその疲れ具合を見極めることが出来るようになりました。おそらく休みなしで全力疾走できるのは半年間。その後出来れば一カ所にとどまり1週間から10日間ほどの休みが必要になります。

これから長く研究者として続けていくためにも、しっかりと自分で休みを作り時間を取り静養することが必要なのだと痛感しました。

思えば大学院生時代、毎年の夏に約2ヶ月の発掘をし、その後アメリカの自宅に帰ってきてからは時差ボケと疲れで10日間は動けませんでした。考えれば今はあの時よりも若くないので、しっかりと自分で管理して休まないといけないのだなと。

とにかく今回は5日間外出もせず、パソコンはなるべく開かないようにして、寝れるだけ寝て体力を蓄えることができました。明日からいよいよ活動を開始します。エネルギー満タンです。

2020年も頑張ります。今年も一年間よろしくお願いします!

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