再始動とお知らせ。

何だかんだで、相変わらずクッソ忙しくしています。

忙しくなりすぎてついに茶太郎ちゃんの浜辺の散歩も2日に1回になってしまいました。

朝の「今日は行かないんですか?」という眼差しが痛い。

ごめんよ!明日は行こうね。

(ちなみに茶太郎ちゃんはうちの両親と毎日たっぷり散歩しているんですけどね。私との浜辺の散歩はおまけみたいなものです)

最近は来月に東京海洋大学さんの非常勤講師として教える「西洋の造船史」の資料作り。昨年も同じ集中講義で教えたのですけど、今年も資料を大幅にアップデート。

ただ物凄い時間がかかる。

更に学会の準備やら、フィールドスクールの準備やら、多方面から頼まれている雑用やら。仕事が全く終わらん!

あぁぁぁぁぁ!宝くじあたらんかな?アシスタント100人雇いたい。

そんな中で新しい取り組みを始めました。

地元の小学校での「水中考古学」の講演。

完全に「ふしぎ発見」さんに出させていただいたのを私的に利用させていただいちゃってます。(本当に1回たまたま出させていただいただけなのに、こんなに利用してしまって申し訳ないです。ごめんなさい。)

実はこれ、自分からの売込みみたいなもの。「ふしぎ発見」を視聴していただいた父親の同級生の方々から、「何か手伝えそうなことはないか?」という提案をうけ、それならば「小学校や中学校で水中考古学の楽しさと、海外で他の国の人たちと働くことの面白さを伝えたいです。」と直訴。

そんなこんなで地元のいくつかの小学校から「うちでやってもいいですよー。」と連絡がありました。

いままで大学・大学院の授業や学会では100回以上人前で話していたのですが、小学生の前で話すのは初めて。

どうなるか?
退屈はしないだろうか?

と心配していたのですが、、、、

大☆成★功☆!

子供たちがとても喜んでくれました。(ちなみに先生たちにも喜んでもらえました。本当に感謝です。)

特に野球をやっているという子供たちがみんな「僕もプロ野球選手になれなかったら水中考古学者になって、やまふねさんと外国で一緒に発掘するんだ!」と言ってくれました。

嬉しい!面白い仕事いっぱい作って待ってるからね!

自分自身小さい頃に見た「インディジョーンズ」や「ふしぎ発見」とかがやはりどこかで考古学者の職業を選んだことに関係しているはず。記憶のかなたとなってしまっていても何がきっかけになるのか誰にもわからないと思います。

子供たち10000人に水中考古学の面白さを伝えることが出来て、そこから1人でも将来水中考古学者を目指してくれたら儲けもの!そして10万人に伝えたら15年~20年後には10人もの水中考古学者。私1人が10人もの水中考古学者の人材を発掘出来たらそれはもう凄いこと。こういった地道な活動は頑張って続けていきます。

そして「水中考古学」は別にしても、自分のいろいろな国でその文化を学びながら仕事をしている経験。「それは楽しいことで誰でも出来ることなんだ」ということを子供たちに伝えたかった。

伝わったかな?大丈夫だよね?

  

  

そして昨日は地元の公民館でおばさまとおじさまがたに講演。こちらもよろこんでもらえました。人生100年の時代。70歳の皆さん!あと30年も水中考古学楽しめますよ!

どちらからもとても良い感想を頂けました。ちっちゃな一人の人間でしかない自分が自分以上の人数に何かを伝えていけるということの意義。

本当に子どもたちや皆さんの笑顔と感想が嬉しかったです。

  

  

そこで題名にもあった「お知らせ」

これからも時間の許すかぎり、小学校と中学校、そしてケアハウス(お年寄り相手)などの講演は「無料」で行います。ウェブページのお問い合わせからスケジュールの確認してください。

(私にはその気になれば2万円で1カ月生活できるという特殊能力があるので無料でも全然大丈夫なんです。「研究者」のサバイバル能力舐めんなよ!
でももし謝礼いただけるなら喜んで頂くんですけどね☆)

高校は講演料は要相談で。(私立からは頂きたい!)

ただし山陰地方以外からの場合は「交通費」と「宿泊費」はお願いします。「無料」で話すのはいいのですが「こちらが払って」は流石にできないので。35歳で餓死はシャレにならん。いや太ってるからラクダみたいに2カ月はいけるはず!

「ふしぎ発見」はDVDなどにデータをおとしましたので、もし講演の事前に水中考古学について確認したいということになりましたら事前にお貸しします。

一般や企業からの依頼があるとしたらしっかり講演料いただきますので、あくまで子供とお年寄りならば無料ということです。もし一般向けで講演料をいただけたら、その分を子供たちに無料で講演する時の食費にあてさせていただきますので、遠慮せずにガッツリいただきます。あまったら研究費に使わしていただきます。

ただ偉そうにいっても、私も本来は日本にいないですし、あくまで休日のタイミングがあったらということでよろしくお願いします。 なので、期待しないで連絡ください。 (2月は日本にいるのですが仕事が入っていてもう休みはありません。そして3月から海外出張に行ってしまいます。でもたまに日本に帰ってくると思うのでとりあえず連絡ください。)

私が日本にいて、仕事が休みの時はどこにでも行きます。

水中考古学の面白さを伝えるぞ――――――!

そんなお知らせでした。

 

 

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