取り敢えずご報告です。一昨日スペインからフィールドスクールの参加者全員が日本に無事に帰ってくることが出来ました。
私も皆さんと同じ一昨日の夜に関空に到着し、その日のうちに米子に帰ってくることが出来ました。ダイビングも含め怪我やトラブルが起こったわけでもなく、結果としては大成功でした。

茶太郎ちゃんから熱烈なお出迎えを受けています。
それにしても最後の2日間のスペインは大混乱でした。非常事態宣言が出てから、木曜日までは長閑な田舎だったフォルメンテラ島もレストランや店が急に閉まり、スペイン国内のフェリーや空港を含めた交通機関が続々と閉鎖して、その連絡を受けてフォルメンテラ島でもスペイン人は大混乱。スーパーは買い占めの人達で溢れていました。

フィールドスクールの最終日を1日繰り上げてフィールドスクール参加者は土曜日にスペインを出国。私も本来は少し長くとどまりスペインで働く予定でしたが、予定を変更して日曜日に出国しました。

フォルメンテラ島の隣のイビザ島の空港はガラガラでした。イビザ島も観光地なので町中はゴーストタウンのように人が消えた状態。
一方でマドリードの空港は出国する外国人で賑わっていました。特に込み合っても空いてもいない感じです。その後無事に出国してドバイ経由で日本に帰ってきました。

フィールドスクールの参加者の皆さんも無事に成田に帰国したと連絡をいただきました。荷物がなくなることもなく本当に良かったです。

さてさてコロナの影響が私の仕事にも影響が出てきています。
私の仕事は主にヨーロッパと北中南アメリカなので、取り敢えず4月と5月の仕事は全部キャンセルになりました。今年の夏はどうなるかなー?休みがないぐらいビッシリ予定が入っていたのは一気に白紙になりビックリです。
取り敢えず1年ぐらいだったら従業員のいる会社ではないので大丈夫なのですが、心配なのが経済的な混乱に陥り、影響が数年出ること。景気が悪くなって一番最初に予算が削減されるのが文化系である考古学などなのです。
4月と5月は主にアメリカで仕事と研究の予定だったのですが、流石にこの状況では延期せざるをえません。なので夏までは日本国内で出来ることを探してやっていくつもりです。皆さん楽しみにしておいて下さい。
茶太郎ちゃんは幸せそうです。