
来月の11日(土)・12日(日)・18日(土)・19日(日)に東京でフォトグラメトリの技術習得を目的とした週末集中ワークショップを行います。
「フォトグラメトリ」、または「SfM (Structure from Motion)」や「多視点写真測量」と呼ばれるこの技術は、デジタル写真からデジタル3Dモデルを作成するものです。正しく使用すれば極めて高い精度で、実物のような外見をもったデジタル3Dモデルの短時間での作成が可能であり、考古学はもちろん様々な分野での研究に応用できます。
今回のワークショップでは計4日間(1日7時間、合計28時間)を使い、最大人数を12人に抑え、実技中心の講義内容でしっかり一人一人にアドバイスと技術指導をしながら行っていきます。
フォトグラメトリは正しい方法とコツ(裏技)さえ押さえておけば誰にでも簡単に使用可能な技術です。また陸上であれば携帯電話のカメラと、今回使用するソフトAgisoft Metashapeの2万円(スタンダードエディション)のタイプのみでも使えるとても安価な技術です。
(座標データなどの入力を目的とした学術研究や商業目的ではソフトウェアは約40万かかりますが、学生や学術研究機関には約6万円になる学割も使えるソフトウェアになっています。)
今回のワークショップ期間中は皆さんには「30日間の無料お試し版」を使っていただく予定です。パソコンがない方にはソフトウェアの入ったパソコンの貸し出しもします。
また今回のワークショップでは写真撮影の際のカメラのセッティングや撮影方法のコツなどはもちろん、ソフトウェアの使い方も一から丁寧に指導しますので、これまでフォトグラメトリをしたことがない・聞いたこともないという方でも安心して参加ください。
また、文系理系問わず様々な学術分野はもちろんのこと、フォトグラメトリで作成される3Dモデルは趣味として、またはゲーム開発や商品宣伝(広告)用など様々な分野で活用できます。なので学術研究目的だけでなくても、旅行先で、または趣味として3Dモデルをつくってみたいという方の参加も大歓迎です。
ワークショップは詳細はこちらをご覧ください。
フォトグラメトリワークショップ2020年東京第一回
参加希望の方は①氏名、②年齢、③所属、④連絡先電話番号を明記の上
apparatus.japan@gmail.com
までお願いします。


