太平洋戦争中の1944年6月15日から7月9日にサイパン島において日本軍とアメリカ軍の戦闘がありました。これをサイパンの戦いといいます。日本軍が守備するサイパン島にアメリカ軍が上陸し、戦闘の末に日本軍は全滅しました。
現在でも幾つもの日本軍、アメリカ軍の戦争遺跡がサイパン島周辺の海底に横たわっています。これらの水中遺跡は戦争という事実を私たちに伝えてくれる歴史的証拠としてだけでなく、世界中からサイパン島を訪れる観光客やダイバー達を魅了するサイパン経済にとって重要な観光資源となっています。
私も2016年に、これらの水中戦争遺跡を保護活用していくためのプロジェクトに参加し、その一部として3次元測量を使いサイパン島の水中文化遺産トレイルに含まれる水中遺跡の3Dモデルを作成しました。
愛知 E13A ‟ジェイク”
グラマン TBM アベンジャー
大発上陸用舟艇
川西 H8K ‟エミリー”
LVT(A)-4
マーティン PBM マリーナ
特設駆潜艇