特設駆潜艇

1931年に旧日本海軍は戦争に備え64席の駆潜艇(対潜水艦船)の建造を命じました。そのため艦隊編成に200席の小型商船と拿捕したオランダの哨戒艇と掃海艇を徴収し、特設駆潜艇として組み入れることにしました。これらの船は太平洋地域でアメリカ軍潜水艦の索敵や日本軍艦の誘導に運用されました。特に駆潜艇とされるタイプの船はサイパン戦に使用されていないものの、特設駆潜艇とされるいくつかの船は進行に使われました。この船体は鋭角な船首と滑らかなデザインから、南極捕鯨に使用されていた船が旧日本海軍によって特設駆潜艇として徴収された船と考えられています。

この残存する推定特設駆潜艇はサイパン島、タナパグ環礁の水深約約9.1mの海底に横たわっています。遺跡とされる範囲はおよそ60平方メートル、鋭角で大型の船首が特徴です。

 

IJN_No32_Submarine_Chaser_1942
(Image from Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/ %E9%A7%86%E6%BD%9C%E8 %89%87)

(文章引用元:http://www.pacificmaritimeheritagetrail.com/
wp-content/uploads/2012/09/POSSIBLE-AUXILIARY-
SUBMARINE-CHASER_Dive-Guide_web.pdf

 

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