未来へ、

いかがでしたか?このウェブページを通してフォトグラメトリという技術の有効性と有能性を少しでもご理解いただけたら幸いです。私も以前は発掘現場で遺跡を手作業で記録し、そのデータを自分の研究に使用していました。しかしながらその作業の効率性と正確性を求め、自分の船の研究にフォトグラメトリを使用するようになりました。

これまで紹介したようにフォトグラメトリはその「正確性」「精密性」「スピード」「4D(時間経過)」「可視化」「補助能力」という点で非常に優れた技術であり、そこで作成された3Dモデルは、単なるデジタルデータにとどまらず「学術研究」「教育普及」「遺跡保護」に活用できるのです。

私は運が良く早い段階で「沈没船研究」と「フォトグラメトリ」を組み合わせた方法論を組み立て、それが各国で認められ、多くの発掘プロジェクトに招待されるようになりました。そこで培った経験でさらに技術と方法論を進め、現在(2019年10月)までに世界20カ国で71カ所の(水中)遺跡の調査を行わせていただいています。その経験が認められ、これまでに13か国(計22回)でフォトグラメトリの講師として教壇に立たせてもらっています。

重要なのが、フォトグラアメトリを使用した水中考古学研究の方法論を前に押し進め、より多くの方にこの技術を使用してもらうことで、より多くの遺跡の情報を次の世代に伝えることができるようになります。デジタルデータはうまく扱えば何千年先の未来へも情報を残すことが出来るのです。

最後に、

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私の好きな言葉に「In hopes that the past may illuminate the future」というものがあります。これは日本語訳では「過去が未来を照らしてくれることを信じて」というものです。

確かに考古学は病を治したり、人を月につれていってくれるような学問ではありません。しかし私たちは、私たちより過去の人々が築いた物語の延長線上に立っており、歴史を正確に学ぶことにより、過去の間違いを繰り返さない事、これから進むべき道を示すことが出来るようになります。歴史とは私たち人類の「経験」であり、考古学とはその経験を思い出し、理解することなのです。

まぁ、最後なので難し話は横に置いておいて、、、やっぱり皆さんも遺跡を見たときにドキドキワクワクしますよね?考古学には沢山のロマンが詰まっていますよね?

このドキドキワクワクの興奮を私たちの子供や孫の世代にも伝えるために私はフォトグラメトリをつかい遺跡の3Dデータを残していくための活動をおこなっています。

フォトグラメトリはとても簡単な技術です。皆さんも一緒にどうですか?

山舩 晃太郎

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