考古学研究以外の研究者・学生の皆様へ

水中考古学のプロジェクトには様々な専門家が必要です。つまり水中ロボットの専門家(エンジニアの方々)や保存処理の技術者、歴史学者などです。水中考古学は総合的な学問なので様々な分野の専門家が協力しながら研究を行っていかなければなりません。そういった意味で皆様が水中考古学の専門家である必要は全くありません。水中考古学に少しでも関連する学問でしたら法律家や地質学者でもいいのです。アメリカのフロリダで行われていた沈没船発掘では昆虫学者が活躍していました。彼は海底から昆虫の死骸の見つけ、その場所にどのような穀物が積まれていたか明らかにし、その位置関係から未発掘の船体の大きさを推測していました。

さらに言えば、海外ではこのような考古学以外のバックグラウンドを持つ生徒を大学院入試のときに優遇する傾向があります。つまり水中考古学以外の専門知識があった方が、大学院で水中考古学を学んだときにより有益な総合研究を展開できるケースが多いからで す。

つまり皆様が必ずしも考古学や歴史学を専攻していなければならないということでは無いのです。(しかしながら大学院によっては、学部生時代に考古学の経験がない生徒は余計に何コマか授業を取らなければならないということはあるので、そこは頭に入れておいてください。)それぞれの得意分野を生かして、皆様が水中考古学研究の新たなる可能性を切り開いてみてください。

 

水中考古学者になるためには? 中学生・高校生の皆様へ、

 

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