ブルガリアヨーグルト(ブルガリア)

ブルガリアといえばブルガリアヨーグルトを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

実際に彼らの食生活をみると、ヨーグルトはまさにブルガリア人の国民食の1つであるといえます。彼らはスープやリゾットにも当然のようにヨーグルトを入れ酸味とコクを加えていました。つまりは料理の調味料としてヨーグルトを使っています。

そんなヨーグルトがとても美味しかったのでつくり方を教わりました。これが驚くほどの絶品だったので、「世界の絶品軽食」として紹介したいと思います。

まず最初に皆さんは牛乳にヨーグルトを入れるとヨーグルトができると知っていましたか?

私は豆乳にニガリを入れたり、麦芽にイースト菌を入れるように、またはチーズのように牛乳になんらかの工夫をしてヨーグルトができるのだと思っていました。まさか牛乳1リットルにヨーグルトをスプーン一杯入れるだけで、牛乳が7時間足らずでヨーグルトになるとは知りませんでした。

詳しい作り方は以下の通りです。

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ブルガリアヨーグルトの作り方

1. できる限り新鮮な牛乳を用意して、沸騰する直前まで温めます。その後、「指の先を10秒間入れて我慢できる温度」まで冷まします。

この牛乳は「牛のミルク」だけでなく「ヤギのミルク」、または牛とヤギのミルクを混ぜたものでも美味しくできるそうです。今回は牛乳 (牛のミルク) 100%で作りました。

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2. 牛乳が適温になったらブルガリアヨーグルトをスプーン一杯ほどを、約1リットルに小分けられた牛乳にいれてよくかき混ぜます。

暖かい牛乳でといておくと良く混ざります。

ブルガリアの気候は古くから良いヨーグルトを作る菌が育つために最適だったようです。日本の某企業のブルガリアヨーグルトは主材料の牛乳は日本で取れた新鮮なもの、そこに入れるヨーグルトを本場のブルガリアから取り寄せているそうです。

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3. 最後の蓋をして、毛布にくるんで7時間から10時間ほど常温の部屋に放置します。なんとこれだけです。この7時間後には美味しいヨーグルトが完成します。

毛布に包む方法はブルガリアの伝統的な料理法とのこと。いくつもの瓶を一緒に包むので、私が7時間後に開けた時も瓶はまだ結構温かかい常態でした。

これでヨーグルト自体は完全に完成していたのですが、このままだとホットヨーグルトなので、冷蔵庫に入れて冷まし、翌日の朝食にいただきました。

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感想

私は毎日このヨーグルトをハチミツかジャムと一緒に食べました。

その味も驚くほどの絶品。新鮮なヨーグルトは今まで食べていたヨーグルトの常識を覆します。

新鮮で爽やかなのにコクがあるという完全体。新鮮手作りヨーグルトは市販のヨーグルトとは完全に別物です。

そして新鮮な材料さえ手に入れば調理が手軽なのも嬉しいところです。前日に作れば翌日にはもう食べれます。

日本のヨーグルトを牛乳に混ぜてこのようにヨーグルトができるかはわかりませんが多分大丈夫だと思います。

ブルガリアでは当たり前の手作りヨーグルト。ブルガリアの家庭の味。絶品です。

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ブルガリアヨーグルト、お試しあれ!

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