
今回は2019年の11月に取れた2週間の休暇中に訪れた東欧の国「モルドバ共和国」で食べた寿司を紹介していきます。
わざわざモルドバまで行ってお寿司を食べる変わり者の日本人は私ぐらいだと思います。
1軒目 VASABI

最初のお店は「VASABI」。おそらく読み方は「ワサビ」でしょう。モルドバ共和国の首都キシナウで泊まっていたホステルからも近かったので入ってみました。

店内はこんな感じでした。ちょっと殺風景。お客さんも少なかったです。

お寿司はこちら。まさかの舟盛り。
頼んだのはこちら。左から 「ダブルサーモン」「スパイシーツナ」 「ボルケーノツナ」です。
他のメニューも見たのですが、いわゆる「アメリカ系」のお寿司でした。全体的に米が固めに握られていました。ちょっと残念。
そして驚いたのがクリームチーズ。他国で食べる「アメリカ系」の寿司よりもかなりガッツリとクリームチーズが入っていました。
このクリームチーズ自体はまあまあ美味しいのですが、私はクリームチーズが入ったお寿司は好きじゃありません。生魚とチーズと米はあまり相性がいいと思えないのです。寿司のネタとシャリのバランスなどは悪くなかったのですが、味のバランスという面では完全にクリームチーズの独り勝ちでした。もしクリームチーズが大好きな人がいたら、この寿司も美味しくいただけるのかもしれません。
評価 (日本寿司10点、アメリカ寿司5点)
VASABI 、、、 2.5点。
やはりクリームチーズが好きになれませんでした。味はそこまで悪く無いとは思います。個人的に寿司とクリームチーズを一緒に食べるのは嫌いです。
2軒目「esushi」

2軒目もモルドバの首都キシナウにある「esushi」。実はキシナウには寿司屋を中心に何店も日本食レストランを見かけました。店前を通り過ぎた中でもたくさんお客さんが入っていたのがこの「esushi」でした。なので入ってみました。

内装はこんな感じ。お洒落でいい雰囲気です。

お寿司はこんな感じ。盛り付けも美しく食欲をそそります。
頼んだのは
「カナディアン・グリーン」(右上)、ウナギの巻き寿司をアボカドでくるんで揚げたニンジンのチップをかけています。クリームチーズが入っています。
「カリフォルニア・サーモン」(右下)、サーモンとアボカドの巻き寿司。外側の赤いのはトビコです。クリームチーズが入っています。
「フィラデルフィア・ダブル」(左下)。サーモンで巻かれた巻き寿司の中にはクリームチーズとアボカド。上に乗っているクリームはクリームチーズです。
「サーモンの手巻き寿司」(左上)。 周りは海苔の代わりにライスペーパーでした。 叩いたサーモンに角切りのチーズが混ざっています。
そしてサーモンの握りとマグロの握り、そしてサーモンの軍艦。サーモンの軍艦にはチーズの角切りが乗っていました。
寿司の味は確実に1件目よりも上で、決して不味くはありませんでした。ただメニューを見る限りクリームチーズが握り寿司以外のほぼ全ての寿司に混入されていました。そして私はクリームチーズが入っているお寿司が好きでは無いのであまり楽しめませんでした。
「esushi」評価(日本寿司10点、アメリカ寿司5点)
esushi、、、 3.5点
寿司の出来としては決して悪くなく、チーズ好きの人が食べれば美味しいのかもしれません。ただ私には合いませんでした。クリームチーズは味が濃く後も引くので、他の素材の味が感じれませんでした。
総評「モルドバ寿司」
ここでは日本の一般的なお寿司を10点、カルフォルニアロールなどで知られているアメリカの寿司を5点を点数付の基準として、モルドバのお寿司の採点をします。
モルドバ寿司の評価
、
、
、
3点。
やはり私にとって寿司に入ったクリームチーズの存在がダメでした。
今回私が頼んだメニュー以外のほぼ全ての巻き寿司にクリームチーズが入っていました。
多分クリームチーズが入っているということがモルドバでは「お寿司」の標準装備なのでしょう。キシナウのマーケット(市場)でもひたすらチーズのお店だらけの一画を見つけました。酪農も盛んだというモルドバ共和国ではチーズも国民食で愛されているのでしょう。

チームがふんだんに入ったモルドバ寿司。チーズが好きな方は是非試してみてください。