美しい北欧の町、ロスキルダ (ロスキレ)

今回は私が10日間滞在させていただいたバイキング船博物館があるデンマークのロスキルダの町を紹介させていただきます。

(ちなみにGoogleマップなどではこの町の日本語名はカタカナでロスキレと書いてあるのですが、バイキング船博物館の友人が博物館の説明を私にするときにはロスキルダと発音しているため、ここではロスキルダと統一させていただきます。間違えていたらすいません。)

バイキング船博物館のあるロスキルダはコペンハーゲンから西へ電車で20分ほどの人口約5万人の小さな町です。しかしながら10世紀にはバイキングの重要な集落があり、その後も中世と近世を通じてデンマークの重要な貿易と商業の町であったそうです。上の写真にあるロスキルダ大聖堂(ロスキレ大聖堂)は13世紀に完成しました。その後も徐々に改築と増築がされており、デンマークの歴代の王族が埋葬される場所としても有名なようです。さらにこのゴシック建築の大聖堂はユネスコの世界遺産に登録されているようです。

今回は少し趣向を変えて、私が泊めさせてもらっていた友人マトコの借家から、彼の職場のバイキング船博物館までの道のりを順を追って写真で紹介したいと思います。

マトコの家の近くの通りです。レンガ造りの家が並び、とても静かで過ごしやすいところです。

町のいたるところに美しい歴史的な建物(主に18世紀〜19世紀)があります。

メインストリートは平日も地元の人や観光客で賑わっていてレストランやスーパーが立ち並んでいます。

お気に入りのカフェです。毎日美味しいコーヒーを飲ませていただいています。

店の中も落ち着いたレンガ造りでとてもリラックスできます。

町のメインスクエア(中央広場)です。この町の中心部では右奥に見える大聖堂をはじめ歴史的な建物が保存され残っています。

ロスキルダ大聖堂 (ロスキレ大聖堂) です。下に座っている人の小ささからこの大聖堂の大きさがわかるとおもいます。

大聖堂の隣を抜け、静かな木に囲まれた小道に入ります。

すると当然のように緑に囲まれた公園が現れます。この公園には週末になると子連れの父親であふれていました。デンマークの習慣として、週末はお父さん友達で集まって公園などに子供を連れて来るみたいです。とても良い光景でした。

公園を抜けると海の景色が広がり、その海辺にバイキング船博物館があります。

そして博物館内には造船所が併設されていて船大工兼博物館学芸員たちがバイキング時代の道具のみをつかってバイキング船のレプリカを作っています。そのために博物館の近くでは木のいい香りが漂っています。

デンマークのレンガ造りの町並みは日本人の私にとっては見慣れない珍しいもので、勝手にこれが北欧の景色なのかなーなどと考えています。

それと、博物館や町中を見てもスーツで働いている人はおらず、みんなTシャツ短パンでリラックスしながら働いています。仕事時間は昼食・(各自自由の)休憩時間が込み込みで午前9時から午後4時までの7時間 (実際には9時頃にみんな到着しはじめ、3時過ぎには帰り始めるので、6時間労働だと思うのですが、、、)

デンマークは物価が馬鹿みたいに高いことを除けばとても過ごしやすい、そして働きやすい国だと思います。

もしデンマークを訪れた際には是非ロスキルダにも足を運んでください。とても美しい町です。

バイキング船博物館もお忘れなく!

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<発掘プロジェクト>

<船の考古学>

<おまけ>

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