授業4日目、考古学用フォトグラメトリー

今日はいよいよフォトグラメトリー(3次元測量)を考古学用に使う練習を行いました。

フォトグラメトリーを使用し単純に3Dモデルを作成するのはそこまで難しくありません。実家にいる茶太郎君 (5才) でもできます。

ウソです。

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重要なのはまずしっかりと1:1サイズ(実物大)の精密な3Dモデルを作成し、それに座標を持たせること、それによって3Dモデルは単なる3Dモデルではなく、遺跡のデジタルコピーとなり、そこから色々なデータを引き出すことが出来るようになります。さらにローカル座標使うことによってシーズンを通して行った3次元測量の3Dモデルを個々のモデルではなく、1つの時間軸に沿った3Dモデルとして管理できるようになります。

つまりフォトグラメトリーをただ行うのではなく、考古学用に特化したフォトグラメトリーを行うのが重要なのです。今日はそのトレーニングを陸上で行いました。

朝イチで(画像)データを取得した後、は1日かけてその方法と実践を指導。考古学における3次元測量を学んでもらいました。

後はこれらの技術をそのまま水中遺跡でも応用できるかです。後もう一息!

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ちなみにこちらはアパートの近所にあるスプラットというニシンに似た小魚の唐揚げ専門店。黒海ではこの小魚が良く取れるようです。新鮮なスプラットを唐揚げにすると絶品。子持ちじゃないのに子持ちシシャモのような味がします。今日は生徒たちが自主的に昼休みも残って作業していたので私からの大量差し入れ。私自身も毎日通っていたら大将にすっかり気に入ってもらいサービスしてもらえるようになりました。今日も気のいい大将が大量にオマケしてくれて悪い顔をしている私です。

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