ゴゾ島の休日

昨日はマルタ出身の同僚のジョンに連れられて、マルタ大学で働いているモンテネグロ出身の水中考古学ダルコとマルタ共和国の北側にあるゴゾ島に行ってきました。この島はマルタ共和国を構成する3つの島の内の1つなのですが、首都のあるマルタ島よりも静かで、自然を感じることのできる綺麗な島でした。

まず朝にフェリーで約15分かけてゴゾ島に渡りました。その後はマルタ大学の水中考古学を手伝っている宇宙物理学者のジョーのお爺さんにマルタ共和国の伝統的な木造船について教えてもらいにいきました。ジョーのお爺さんは4代続く船大工の家系で、地中海の伝統的な造船技術を継承しています。

色々と勉強させてもらいました。その後はマルタ共和国に点在する先史時代の巨石遺跡ジュガンティーヤへ。なんとこの遺跡は紀元前3600年前のもの。マルタにはこのような遺跡が25箇所以上見つかっています。考古学好きにはたまりません。博物館も併設されていて、遺跡の内部にも入ることが出来とても楽しめました。

その後は街中を通過して、港町のシェレンディで昼食。マルタ大学の水中考古学チームはこの港町をベースにしてフェニキアの沈没船の発掘を行なっているそうです。綺麗な場所で羨ましい!

昼食はマルタの伝統料理で、豚肉のミンチを牛肉のスライスで巻くという天才的な発送。

その後は島の中心部にある16世紀からの城塞遺跡シタデルに行ってきました。

城塞内も城塞からの景色も格別でした。

シタデル内ではフェニキア沈没船発掘の特別展示をやっていました。今回ゴゾ島を案内してくれたジョンはマルタの水中発掘チームの一員。水深110mで発掘を行なっているクレイジーなダイバーです。

最後はゴゾ島北西部のドレイラへ、ここは私が大好きなアメリカのファンタジードラマの第1部でデナーレスとドロゴの結婚式が行われた撮影現場。

夕暮れ時の青とオレンジの色合いが新海誠監督の映画に出てきそうなぐらい綺麗でした。

ゴゾ島は綺麗な田園風景が残り牧歌的で歴史のある、緑色の木々とオレンジ色の岩の色のコントラストの美しい場所でした。マルタ共和国に来た時は絶対に訪れてみてください!おススメです。

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