オランダへ引率。

トルコでの仕事が終わってから水曜日から土曜日までの4日間、私はオランダのアムステルダムにいました。仕事内容は学生のフィールドトリップの引率でした。トルコの次に働く予定のクロアチアのザダー大学で博物館学を学ぶ学生のためのフィールドトリップがあり、私の友人が講師をしています。友人からせっかくの機会なので一緒に来てはどうかと誘われたのでついて行きました。引率といえば聞こえはいいのですが、要は招待旅行です。

オランダに来るのは今回が初めて。アムステルダムは北ヨーロッパ様式の街並みに運河の情緖が加わり、とても美しい場所でした。

そして何よりも素晴らしいのは博物館と美術館が多いところ。アムステルダムは東京に比べるととても小さな街なのですが、それでも70近くの博物館と美術館が街中に点在しています。中でも圧巻だったのはアムステルダム国立美術館(ライクスミュージアム)。17世紀のバロック様式絵画の光の魔術師といわれる天才レンブラントの特別展と代表作である夜警を見ることができました。

その他にもゴッホ美術館や海運博物館、数多くの写真ギャラリーや現代美術館、そして街中に突然現れる展示など、数多くの博物館や美術館を見学することができました。大満足です。

右が今回招待してくれたザダー大学の博士課程の生徒のカタリーナ。2012年からの知り合いで、今回は彼女が彼女の生徒14人をオランダまで連れてきました。真ん中はチェコ共和国出身の言語学者であり、現在はクロアチアの考古学チームで水中考古学として働きながら修行を積んでいるマテ。左がクロアチアのザダーで働く美術史学者のズリンカ。考古学者としての経験も豊富で時間がある時は私達の水中発掘を手伝ってくれています。今回はカタリーナとクロアチア考古学チームのリーダーであるイレーナ・ロッシ教授の労いで、マテとズリンカと私にオランダ旅行を招待してくれたというところです。

大満足の4日間でした。また時間ができたらアムステルダムに帰ってきたいです。素晴らしい街でした。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Hi-Story of the Seven Seasをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む