今回のクロアチアでの仕事が無事終わりました。2週間前に首都ザグレブでの3次元測量ワークショップが終わり、クロアチアでの本拠地であるザダーに帰ってきました。その後5日ほど風邪で寝込んでいました。
ザダーに2週間滞在したのですが、今回の仕事は珍しいもので「執筆活動」でした。クロアチアでのアドリアスプロジェクトは5年間単位で行われ、今年がその区切りの年です。その為クロアチアでの依頼主であるロッシ教授もこれまでの成果を学術論文や出版物としてまとめることに力を入れており、その一環でこれまでの5年間のクロアチアでの水中発掘の成果をまとめた本を出したいとの事でした。その本の共著として原稿を書くというのが今回の依頼をでした。
久し振りに毎日座ってパソコンをカタカタ。結局図無しで55ページ書き上げました。よく大学院時代の学期末に90ページ(期末課題30ページx3クラス)を書いていたので、少し学生時代を思い出す2週間でした。
とりあえず無事に期間内に原稿を仕上げ、クロアチアでの今回のすべての日程が終了。今日から次の現場のスペインに入ります。
私の仕事の依頼主は北半球の国が多いので、発掘シーズンは基本的に5月から11月。12月から4月はオフシーズンで大学での講義や3次元測量ワークショップなどの教育活動が依頼の中心になります。
つまりスペインからようやく本格的に2019年の発掘シーズンが始まります。最初水中発掘ははいよいよマヨルカ島での古代ローマ船水中発掘フィールドスクール。楽しみです。
余談ですが、遂に、、、ザダーにも日本食のレストランができました。その名も「Maguro」！一人がお腹いっぱい食べるには5000円程かかり、クロアチアのレストランとしてはかなりの高級ですが、寿司は絶品、近いうちに「世界の寿司」コーナーでレビューを書きます。
ちなみにクロアチアン・チャイニーズにもチャレンジしてきました。こちらもなかなかおししかったです。
下の写真はマグロに町としても有名(売り出し中？)のザダーで毎年開かれているマグロフェス。目玉の寿司は、、、精度の悪いロボットによって握られており残念な仕上がりでした。
大好きなクロアチアをしっかり満喫してきました。