ウクライナの美味しいもの。

現在、東欧の国ウクライナに滞在しています。

訪れるまで知らなかったのですが、このウクライナという国、食べ物がものすごく美味しい。びっくりしています。

まだ旅の途中ですが、今回はウクライナで食べた美味しいものを少し紹介したいと思います。

「ボルシチ」。

言わずと知れた世界三代スープの1つ。実はウクライナがそのスープの起源らしいです。(ウィキペディア情報)

赤カブさえ入っていればあとは中身はなんでも大丈夫らしく、私もいろんな種類のボルシチをいただきました。クリーミーなものからサッパリしたものまで。どれも美味い!

赤カブの種類が違うのでしょう。今までも赤カブは別の国で何度も食べたことはありましたが、独特の土臭さがありました。でもウクライナの赤カブは甘味のみ。その甘味が濃いめの味のスープにまろやかさを与えます。何度でも美味い。

デルーニ (デルニ)。

ウクライナ風ジャガイモのパンケーキ。何故ジャガイモでここまでの味を引き出すことができたのかと驚く絶品料理。この料理は美味しすぎたので居候させてもらっていた水中考古学の同僚のタラスさんの奥さんのマリアさんに作り方を教わりました。近いうちに「世界に絶品小料理」に作りかたを載せますので、そちらで詳しく何故こんなに美味しいのかの秘密を紹介します。

「豚肉のソーセージ」

ウクライナでは豚肉がよく食べられているのですが、ただのソーセージと侮るなかれ!脂身の含有量がものすごく、甘味とジューシーさがケタ違い。

こちらはスーパの精肉店で撮った写真なのですが、ひき肉の脂の量がすごい。でも全然くどくなく美味しいのです。寒い国ならでは。ウクライナ料理は濃い味が多い印象です。

「ウクライナ風スペアリブ」

こちらは伝統料理といいますか、最近人気の料理。テキサスで散々BBQを食べてきた私とタラスさん(彼もテキサス農工大大学院で水中考古学を学びました)にスペアリブのだったらどのテキサスBBQよりも美味いと言わしめました逸品。

このスペアリブはウクライナで人気のレストランからの持ち帰りなのですが、店内で食べようとしたら数時間待ち。それでも食べたいこの一皿。

私なりに説明すると、日本で食べる美味しい老舗の焼き鳥の秘伝のタレをたっぷり塗って炭火でじっくり焼いた味。脂が乗っているにで鳥皮にも似ています。でも土台の味はガッツリとした豚のスペアリブ。極上です。本当に今までで食べたスペアリブの中で一番美味しかったです。

ウクライナ人は甘いものも大好き。こちらは「溶けたチョコレート」。チョコレートを単純に溶かしたものを飲みます。もちろん美味しい。

しかもウクライナ人のセンスの良さなのでしょう。入るお店はどれもお洒落。それぞれのお店にそれぞれの雰囲気があり、どの店も賑わっています。

こちらはコーヒーにラム酒を加えたもの。実はコーヒーとラム酒はとても合います。知りませんでした。温かいコーヒーなのですが上の甘いクリームが冷たく、美味しいコントラストになっています。そしてこの他にはウィスキーをブレンドしたものもありました。そちらも美味。

こちらのカフェももちろんお洒落です。そしてケーキも美味しかった。

「ウクライナ風チェリー酒」

街中で人集りが出来ていたらみんなこのチェリー酒を飲んでいます。寒い中でこのお酒を飲みながら雑談するのが乙とのこと。

このお酒がまた美味しい。一般的なチェリー酒といえばとても甘ったるいイメージがありますが、このお酒はそこまで甘くなく、チェリーの木苺のような苦味が残っており、しっかりとした果物本来の味をいただけます。

夜はホットで飲み温まります。

ウクライナの食べ物は本当に何でも美味しいので驚いています。美味しいものの確率だったらヨーロッパで一番かもしれません。(他のヨーロッパの国ではスペインもなんでも美味しかったですが、それに勝ります。)

(ちなみにウクライナで食べた中で一番美味しくなかったのが「麺屋武蔵」のウクライナ店。武蔵の支店でありながらよくぞここまでと思うほど酷い仕上がりに。もうちょっとしっかり監修してほしい。本物は美味しいのに。このままでは日本人の味覚感覚を疑われてしまいます。)

本当にどのお店もお洒落です。

街も綺麗で、安全。

物価も安い。リブは3人前であの量で1800円程度。なんでも美味しいのに安いんです。日本だったら3倍はするでしょう。

リヴィウでお世話になったタラスさんとマリアさん。そして娘さんのソフィアちゃんと息子のステファンくん。ありがとうごとうございました。お世話になりました。

タラスさん一家と別れ、再び電車に乗って東に向かいます。次はウクライナの首都「キエフ」。

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