9日間の濃密な日本滞在。

9日間の日本滞在が終了してしまいました。

12月16日の夜に帰ってきてから24日までの短期間。もうちょっと長く滞在したかったな。

16日の夜に関空に帰ってきて次の日は大阪で久し振りの友人とあい、その方は全然分野が違うのですが、様々な研究の意見交換をして刺激をもらいました。

その後は5日間実家で茶太郎ちゃんとイチャイチャ。その間にも様々な方と出会い激励していただきました。自分の仕事を応援してもらえると励みになります。

地元のケーブルテレビに茶太郎ちゃんと出演もさせていただきました。初共演。米子からも水中考古学を目指す若者が出てもらいたいです。

そして人生初の人間ドックも。バリウムを飲んでゲップを我慢しながら転がされました。先生から体重を来年度は最低4キロ落とす様に注意を受けましたが、そのほかの数値や結果は全て正常!健康に産んでくれた両親にはただただ感謝です。

そして東京へ、東京でも毎日打ち合わせやラジオ出演をさせてもらいました。ふしぎ発見で共演させていただいた華恵さんのラジオ番組だったのでしたが、プロとして働く姿は格好良かった。

その日はそのまま「ふしぎ発見」で取材に着ていただいた取材クルーの皆様と久し振りの再会。忘年会ついでに飲んだのですが紹興酒と日本酒が美味しくって飲みすぎました。あまり何を話したか覚えていません。ただ楽しかったのは確か。

ディレクターの阿部さんは私以上に忙しい方。強い信念を持ってお仕事をしておられカッコ良い方!憧れます。別の世界で全力で突っ走っている方がいると知っているだけで勇気をもらえます。阿部さん、富田さん、華恵さん、入江さん、鈴木さん、村上さん。本当に素晴らしいチームです。偶然とはいえこのプロの皆さんと知り合えたことは自分にとって本当に幸運なことだったのだと改めて思わされました。

さらに地元の友達達と帰国時の恒例行事となっている飲み会。「地元」とは自分の帰ってこれる場所。気の許せるお互いを23年も知る友人たちとの時間。幸せを感じます。みんながジジババになってもこれだけは続けたいな。

そして、、ついに、、、

エジプト考古学の河江さんにお会いすることが出来ました。実は結構前からSNSなどで交流はあったのですが、今回はとても良い機会でもあったので連絡をさせていただき名古屋までお邪魔してきました。

本当に気さくで、とても大きな人間でした。気取らず、威張らず。兄貴器質とでも言いましょうか。それでいて様々な経験の上に成り立つ知識。初めて会うのに何年もお世話になっている様な感じがしました。河江さんが周りの同僚研究者と仲の良い様子はSNSなどで拝見していたのですけども、その通りの人柄。成功している考古学者は周りから慕われている人が多いのですが、河江さんが周りから慕われている理由がよくわかりました。

エジプト考古学と船舶考古学(水中考古学)。現場は違えど同じ考古学。いつか一緒にお仕事させていただきたいです。

楽しい時間はすぐに過ぎてしまうもの。今回の9日間もあっという間でした。

そして明日から新しい仕事が始まります。

太平洋に眠る戦争遺跡の保護のための仕事。過去・現在・未来のために絶対にやらなくてはいけないこと。

今回は何名かの友人にも「少し生き急ぎ過ぎではないか」と心配されたりもしていますが、おそらく身体が動く「今」じゃないと出来ないこと。そして今行うことで将来に重要な意味を持つ仕事。すぐに評価や結果は出ません。でも孤独な様で孤独じゃない道。とりあえずぶっ倒れるまで、可能な限り前に進みます。

今日からミクロネシア連邦に入ります。

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